高木美帆、本命の女子1500mで6位 最後の400mで失速し金メダル届かず
要約
世界記録保持者として金メダル最有力候補だった高木美帆が、レース終盤で失速し6位に終わった。
スピードスケートミラノ・コルティナ五輪高木美帆
表彰台圏内から6位へ、痛恨の失速
スピードスケート女子1500メートルで、金メダルを目指していた高木美帆(TOKIOインカラミ)が6位に終わった。レース中盤までは順調な滑りを見せ、少なくとも表彰台入賞のポジションにつけていたが、最後の400メートルで大きくタイムを落とし、メダルに届かなかった。
ラスト400mの32秒台が命取りに
課題として浮き彫りになったのは、最後の400メートルでのタイム低下である。この区間で32秒台まで落ち込んだことが、表彰台圏内から一気に順位を下げる要因となった。中盤までの滑りが順調だっただけに、終盤での失速がレース全体の結果を決定づけた形だ。
女子1500mは本命種目だった
女子1500メートルは高木にとって本命種目だった。過去2大会の五輪ではいずれも銀メダルを獲得しており、世界記録保持者として今大会では金メダルの最有力候補に挙げられていた。それだけに、6位という結果は本人にとっても周囲にとっても重い意味を持つ。
五輪3大会で積み重ねたメダルの重み
高木は2018年平昌五輪で1500メートル銀メダル、2022年北京五輪では1000メートル金メダルを含む4個のメダルを獲得し、今大会でもすでに500メートルと1000メートル、団体パシュートで銅メダル3個を手にしている。オリンピック通算のメダル数は10個に達し、日本女子最多記録を打ち立てた。
ワールドカップでは5シーズン連続で女子1500メートル総合優勝を果たし、2026年1月には日本歴代最多の通算35勝を達成するなど、圧倒的な実績を積み上げてきた選手にとって、最も金メダルに近いとされた1500メートルで頂点に立つことがかなわなかった。