2026/4/1
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スポーツ

平岡アンディ、ラスベガスで判定負け 34年ぶりのスーパーライト級王座奪取ならず

要約

WBAスーパーライト級タイトルマッチで無敗の平岡アンディが王者ラッセルに0-3の判定で敗れ、プロ25戦目にして初黒星を喫した。

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無敗の挑戦者、世界の壁に阻まれる

WBAスーパーライト級タイトルマッチが2月21日(日本時間22日)、米ネバダ州ラスベガスで行われ、同級1位の平岡アンディ(29歳、大橋)が王者ゲーリー・ラッセル(米国)に0-3の判定で敗れた。平岡にとってプロ25戦目にして初の黒星となった。

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※画像はイメージです

この階級での日本勢の王座獲得は1992年の平仲明信以来途絶えており、平岡は34年ぶりの王座奪取を目指して世界初挑戦に臨んだが、その悲願は叶わなかった。ラッセルは初防衛に成功した。

痛恨のローブローで減点

採点は117-110、116-111、116-111で、3者ともに王者ラッセルを支持する明確な判定だった。平岡はボディへの攻撃で善戦する場面もみせたが、10回にローブローの反則を取られて減点を受けた。この減点も最終的なスコアに影響した可能性がある。

34年の空白、再び遠のいた王座

スーパーライト級は世界ボクシングの主流階級の一つで、競技レベルの高さで知られる。日本人選手による同級の世界王座獲得は、1967年の藤猛、1986年の浜田剛志、1992年の平仲明信のわずか3人にとどまる。平岡は2024年9月の挑戦者決定戦でイスマエル・バローゾを9回TKOで下して指名挑戦権を獲得し、約5カ月の準備期間を経てこの大舞台に立ったが、王者の壁は厚かった。

平岡はガーナ系アメリカ人の父と日本人の母を持ち、24戦全勝(19KO)の無敗記録を引っ提げてラスベガスのリングに上がった。世界の頂点にはあと一歩届かなかったが、29歳という年齢を考えれば再起の機会は十分に残されている。