2026/4/1
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スポーツ

スキージャンプ二階堂蓮、ドバイからの脱出に成功 中東情勢悪化で足止め

要約

ミラノ五輪で3メダルを獲得したスキージャンプ選手の二階堂蓮が、米国とイスラエルのイラン攻撃の影響でアラブ首長国連邦・ドバイに足止めされていた状況から脱出したことが明らかになった。

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ドバイを離脱、国際連盟が発表

国際スキー・スノーボード連盟(FIS)は6日、スキージャンプ男子の二階堂蓮(日本ビール)がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを離れたことを明らかにした。二階堂は米国とイスラエルによるイラン攻撃の影響でドバイに足止めされていた。

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※画像はイメージです

中東情勢の悪化が足止めの原因に

二階堂がドバイに滞在していた背景には、中東情勢の急速な悪化がある。米国とイスラエルがイラン攻撃を実施したことに伴い、周辺地域の航空便に影響が及び、ドバイで足止めを余儀なくされていた。

ドバイは国際的なハブ空港を擁し、欧州やアジアを結ぶ乗り継ぎ地点として多くの旅行者やスポーツ選手が利用している。今回の事態は、地政学的リスクがスポーツ選手の国際移動にも直接的な影響を及ぼすことを改めて浮き彫りにした。

ミラノ五輪で3メダルの注目選手

二階堂は2026年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪で男子個人ノーマルヒル銅メダル、男子個人ラージヒル銀メダルを含む計3個のメダルを獲得した。1998年長野五輪の船木和喜以来、日本のスキージャンプ選手として史上2人目の複数メダル獲得という快挙である。

オリンピック終了後、ワールドカップシリーズに参戦する途中でドバイに足止めされていたという。3月1日にはインスタグラムで「ドバイを経由地にしたら向かいの国が戦争始まっちゃって飛行機飛びません」と投稿し、航空便の運航停止で身動きが取れない状況を報告していた。同じ投稿では「荷物も出てこないので空港で卵焼きを食す! 平和な世界であれ!!」とも記していた。

二階堂がドバイからどこへ向かったのかなど、詳細は明らかにされていない。