2026/4/1
nippon-post.com
スポーツ

高木美帆、現役ラストレースで世界選手権3位 有終の美飾る

要約

オリンピック通算10個のメダルを持つ日本スピードスケート界のレジェンドが、世界選手権オールラウンド部門で表彰台に立ち、競技人生に幕を下ろした。

スピードスケート現役引退高木美帆

現役最後の舞台で表彰台

スピードスケートの高木美帆が、世界選手権オールラウンド部門で3位に入賞した。このレースを現役最後の舞台と位置づけていた高木にとって、競技人生の締めくくりにふさわしい結果となった。

Athletes competing
※画像はイメージです

日本スピードスケート史上最高の選手

高木は15歳でバンクーバー五輪に出場して以来、長年にわたり日本のスピードスケート界を牽引してきた。平昌五輪では団体パシュートで金メダルを獲得し、北京五輪では1000mで五輪新記録を樹立して金メダルに輝いた。直近のミラノ・コルティナ五輪でも500m、1000m、団体パシュートで銅メダルを獲得。オリンピック通算10個のメダルは、夏季を含めた日本女子選手として史上最多であり、冬季五輪では日本勢単独最多の記録である。

2月4日にSNSで現役引退の意向を表明していた高木は、2018年に日本勢として男女を通じて初制覇を果たした思い入れのある世界選手権を、現役生活の最後の舞台に選んだ。本人は大会を前に「スケート人生の一区切りにしようと思っている」と語っていた。

氷上のキャリアに幕

  1. バンクーバー五輪初出場

    15歳で冬季オリンピックの舞台に立ち、日本スピードスケート界に新星として登場した。

  2. 平昌五輪で3つのメダル

    団体パシュートで金、1500mで銀、1000mで銅メダルを獲得。世界選手権オールラウンド部門では日本勢初制覇も達成した。

  3. 北京五輪で金メダル

    1000mで五輪新記録を樹立して金メダル。1500m・500mでも銀メダルを獲得し、日本選手最多のメダル数を更新した。

  4. ミラノ・コルティナ五輪で3つの銅メダル

    500m、1000m、団体パシュートで銅メダルを獲得。通算オリンピックメダル数を10個とした。

  5. 世界選手権3位で現役引退

    現役ラストレースとなった世界選手権オールラウンド部門で3位に入賞し、表彰台の上で競技人生に幕を下ろした。

高木の現役生活を通じた戦績は、日本のスピードスケート史に深く刻まれるものとなった。世界選手権での3位入賞という結果は、最後まで世界のトップレベルで戦い続けた高木の実力を改めて証明するものである。