柔道・高藤直寿が現役引退を表明、東京五輪金メダリストがコーチへ転身
要約
世界選手権4度制覇、東京五輪で日本勢4大会ぶりの60キロ級金メダルを獲得した高藤直寿が32歳で競技生活に幕を下ろし、パーク24の男子コーチに就任する。
東京五輪金メダリスト、32歳で競技生活に幕
柔道男子60キロ級で2021年東京五輪金メダリストの高藤直寿(32)=パーク24=が9日、東京都内で記者会見を開き、現役引退を表明した。今後はパーク24の男子コーチとして後進の指導にあたる。
高藤は2013年、東海大2年時に20歳で世界選手権を初制覇。以降、2022年までに世界選手権を4度制し、日本男子最多に並ぶ記録を打ち立てた。
リオ銅から東京金へ、五輪での軌跡
高藤は2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得。そこから5年後の東京五輪では、60キロ級で頂点に立った。この優勝は同階級における日本勢として4大会ぶりの快挙であった。
世界選手権初制覇
東海大2年、20歳で世界の頂点に立つ。その後2022年までに計4度の優勝を果たし、日本男子最多タイの記録を樹立した。
リオデジャネイロ五輪
60キロ級で銅メダルを獲得。世界トップレベルの実力を五輪の舞台で証明した。
東京五輪で金メダル
男子60キロ級で優勝し、同階級では日本勢4大会ぶりの金メダル獲得となった。
講道館杯で3回戦敗退
全日本体重別選手権で3回戦敗退。全日本柔道連盟の強化指定からも外れていた。
現役引退を表明
東京都内で記者会見を開き、32歳で競技生活に区切りをつけた。パーク24の男子コーチに転身する。
パリ五輪届かず、指導者の道へ
2024年パリ五輪では代表選手に選出されなかった。全日本柔道連盟の強化指定からも外れ、2025年11月の講道館杯全日本体重別選手権では3回戦で敗退していた。
32歳を迎えた高藤は競技者としての歩みに区切りをつけ、今後は指導者として柔道界に携わる道を選んだ。世界選手権4度の頂点と五輪の金メダルという輝かしい実績を持つ高藤が、コーチとしてどのような選手を育てていくのか注目される。