2026/4/1
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スポーツ

車いすカーリング小川・中島組、ラトビアに敗れ1次リーグ敗退

要約

ミラノ・コルティナ2026パラリンピックの新種目・混合ダブルスで世界王者として臨んだ日本ペアが、ラトビア戦の第7エンドでギブアップを選択し、16年ぶりのパラリンピック舞台を1次リーグで終えた。

カーリングパラリンピックミラノ・コルティナ2026

世界王者ペア、1次リーグで姿消す

ミラノ・コルティナ2026パラリンピックの車いすカーリング混合ダブルスで、日本代表の小川亜希・中島洋治組がラトビアとの1次リーグの試合に敗れた。

試合は第7エンドまで進んだところで、中島選手が相手チームに握手を求め、ギブアップの意思を示した。2025年の世界選手権で日本史上初の優勝を果たし、金メダル候補の一角として臨んだ大会だったが、1次リーグの壁を越えることはできなかった。

Athletes competing
※画像はイメージです

16年ぶりのパラリンピック復帰も実らず

小川・中島組にとって今大会は、2010年バンクーバー大会以来16年ぶりとなるパラリンピックの舞台だった。混合ダブルスは今大会から採用された新種目で、世界チャンピオンとして初代金メダルへの期待がかかっていた。

対戦相手のラトビアは世界ランキング3位の強豪。ベテランペアの経験をもってしても、国際舞台の厳しさを突きつけられる結果となった。

先駆者ペアの挑戦に幕

小川選手(50歳)と中島選手(61歳)は、日本の車いすカーリング黎明期から代表を支えてきた先駆者的存在である。2025年3月にスコットランドで開催された世界車いすミックスダブルスカーリング選手権で頂点に立ち、パラリンピック出場権を獲得していた。

日本の車いすカーリングは近年、2023年の世界選手権での史上初の銀メダル獲得など国際競争力を急速に高めてきた。今大会の1次リーグ敗退は、世界トップレベルの壁の高さを改めて示すものとなった。