WBC準々決勝、マイアミに響く太鼓とトランペット 日本の応援スタイルがベネズエラ選手も圧倒
要約
米マイアミのローンデポ・パークで行われたWBC準々決勝・日本対ベネズエラ戦で、左翼席を埋めた日本の応援団がトランペットや太鼓で大合唱を繰り広げ、打撃練習中のベネズエラ選手たちが驚きの表情を見せた。
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トランペットと太鼓が響く左翼席
14日(日本時間15日)、米マイアミのローンデポ・パークで行われたWBC準々決勝・日本対ベネズエラ戦。試合開始前から、左翼席に陣取った日本の応援団が球場の雰囲気を一変させた。
複数の日の丸国旗が翻るなか、トランペットが鳴り響き、太鼓のリズムに合わせて応援歌の大合唱が始まった。その音量と統率された応援に、打撃練習中だったベネズエラの選手たちも思わず驚いた表情を浮かべた。
「必勝」ハチマキの観客たち
日本のファンの熱気は左翼席だけにとどまらなかった。三塁側の内野席にも侍ジャパンのユニホームを着た日本のファンが多数詰めかけ、「必勝」と書いたハチマキを巻く観客の姿も見られた。
神戸市出身で、留学先の米サンフランシスコの大学から友達4人で観戦に訪れた女性(19)は「私たちの応援で日本を勝利に導きます」と意気込みを語った。
ラテンの手拍子と日本の大合唱が交差
一方、一塁側スタンドにはベネズエラの国旗が掲げられ、ベネズエラのファンたちは手拍子に合わせて踊りながら自国チームに声援を送っていた。日本の組織的な応援とベネズエラの陽気な応援が球場の両翼で交差し、異なる野球文化が同じ空間で共演する光景が広がった。
楽器持ち込みのルールも話題に
球場の入り口には楽器の持ち込み可否を示す掲示が設けられていた。トランペット、太鼓、マラカス、タンバリンは持ち込み可能とされた一方、笛、拡声機、鍋、フライパンは持ち込み不可とされた。鍋やフライパンまで明記されている点は、ラテンアメリカ諸国の応援文化を反映したものとみられ、国際大会ならではのルール設定となっていた。