パラリンピック第9日、新田佳浩が8度目の大舞台で「思いつなげた」 日本勢は入賞続く
要約
ミラノ・コルティナ大会第9日、スキー距離のリレー2種目で日本は7位・8位となり、メダルには届かなかった。45歳の新田佳浩は冬季パラリンピック最多8度目の出場で全力を尽くした。
アルペンスキースキー距離パラリンピックミラノ・コルティナ2026新田佳浩
距離リレーで入賞も、メダルには届かず
パラリンピック・ミラノ・コルティナ大会は第9日の14日、各競技が行われ、スキー距離のオープン10キロリレーで日本が7位入賞を果たした。混合10キロリレーでは8位だった。今大会、日本のスキー距離チームはまだメダルを獲得できていない。
オープンリレーで1走を担った新田佳浩(45)は、冬季パラリンピック最多となる8度目の出場。これまでに金メダル3個を含む5個のメダルを獲得してきたベテランは「日本チームの思いをつなげた」と語った。2走の森宏明は「個人種目後に新田選手から『力が入りすぎていたぞ』と言われた。リレーはそういうことがないようにと思っていた。出し切れた」と振り返った。
村岡桃佳は回転で7位、本堂杏実は10位
アルペンスキーでは、女子回転座位にトヨタ自動車所属の村岡桃佳が出場し7位となった。村岡は今大会で銀メダル2個を獲得しており、回転ではメダルに届かなかったものの、存在感を示した。女子回転立位ではコーセー所属の本堂杏実が10位だった。
アイスホッケーの7、8位決定戦では、日本がスロバキアに0-1で敗れた。
45歳のレジェンド、後進に託す思い
新田は前回の北京大会を集大成と考えていたが、その後もフリー走法の強化に取り組み、今大会に臨んだ。個人種目ではクラシカルスプリントで9位、10キロで7位と、メダルには手が届かなかった。
「悔しい」と率直に語る一方、「技術の終着点はない」と探究心をのぞかせた。そして「僕みたいにおっさんじゃなくて、もっと若い選手が出てくるべきだなと思う」と、次世代への期待を口にした。
大会は最終日を残しており、日本のスキー距離チームにメダル獲得のチャンスが残されている。