2026/4/1
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スポーツ

ミラノ冬季パラリンピック閉幕、史上最多55カ国・地域が参加 日本はメダル4個

要約

冬季パラリンピック第14回大会のミラノ・コルティナ大会が15日夜に閉幕。55カ国・地域から611人が参加し、南米ブラジルが冬季パラリンピック初のメダルを獲得。日本は銀3・銅1の4個で、2002年ソルトレークシティー大会以来の金メダルなしに終わった。

ウィンタースポーツパラリンピックミラノ・コルティナ2026

史上最多の55カ国・地域が参加

冬季パラリンピック第14回大会となるミラノ・コルティナ大会が現地時間15日夜(日本時間16日未明)、閉幕した。大会には史上最多となる55カ国・地域から611人の選手が参加し、冬季パラリンピックの規模拡大を印象づけた。

Athletes competing
※画像はイメージです

閉会式では、ミラノとコルティナダンペッツォの2カ所で点火されていた聖火が消され、パラリンピック旗が次回2030年大会の開催地であるフランス・アルプス地域へと引き継がれた。

今大会では、南米ブラジルが冬季パラリンピックで初めてメダルを獲得する快挙を達成。参加国・地域数の拡大とともに、新興国の競技力向上を示す象徴的な出来事となった。

日本は銀3・銅1、金メダルなし

日本選手団は今大会で銀メダル3個、銅メダル1個の計4個のメダルを獲得した。大会最終日には、アルペンスキー男子回転座位で鈴木猛史(カヤバ)が銅メダルを獲得し、有終の美を飾った。

ただし、金メダルの獲得はならず、日本が冬季パラリンピックで金メダルなしに終わるのは2002年ソルトレークシティー大会以来のこととなる。前回の2022年北京大会では金4、銀1、銅2の計7個のメダルを獲得しており、メダル総数でも減少した。

ロシア参加をめぐる波紋

今大会ではロシアとベラルーシが国を代表する形での出場を認められた。これに反発し、7カ国が開会式への出席を見送る事態となった。

一方、閉会式では政治的な理由による欠席国・地域はなく、大会は最後まで大きな混乱なく幕を閉じた。ロシアは金メダル8個を含む計12個のメダルを獲得している。

次回は2030年フランス・アルプスへ

パラリンピック旗の引き継ぎにより、次回冬季パラリンピックの舞台はフランス・アルプス地域に移る。史上最多の参加規模を記録したミラノ・コルティナ大会の遺産が、どのように次の大会へ受け継がれるかが注目される。