霧島の大関復帰が決定、特例なしでの返り咲きは1969年以降3人目
要約
首の怪我で2024年に大関から陥落した霧島が、関脇での3場所合計34勝という成績で復帰基準を満たし、大関復帰が正式決定した。特例を使わない大関復帰は1969年以降3人目の快挙である。
スポーツ大相撲大関復帰春場所
霧島、大関復帰が正式決定
モンゴル出身の力士・霧島の大関復帰が2026年3月25日、正式に決まった。2024年に首の怪我の影響で大関から陥落した霧島が、関脇の地位から再び大関の座をつかんだ。
特例ではなく通常の昇進基準を満たしての大関復帰は、1969年以降では魁傑、照ノ富士に続く3人目という極めて稀な達成である。
首の怪我を乗り越えての復活
霧島は2023年5月場所後に大関に初昇進。同年は年間最多勝となる62勝26敗2休の成績を残し、年間最優秀力士賞を受賞するなど圧倒的な強さを見せた。
しかし、頸椎症性神経根症による首の痛みや肘へのしびれ、手に力が入らないといった症状に苦しみ、2024年の春場所・夏場所で連続負け越し。大関からの陥落を余儀なくされた。
3場所34勝で復帰基準を突破
大関への復帰には、関脇の地位で3場所合計33勝以上という厳しい基準が求められる。霧島は2024年九州場所からの3場所で合計34勝を記録し、この基準を上回った。さらに春場所では3度目の幕内優勝も果たしており、数字の上でも内容の上でも文句のない復帰となった。
春場所の懸賞本数は2,481本に達し、地方場所としての最高記録を更新。霧島への注目度と人気の高さがうかがえる結果だ。
29歳、完全復活へ
現在29歳の霧島にとって、怪我からの完全復活を印象づける大関復帰となった。体と動きの連動性が損なわれるほどの深刻な状態から、再び番付上位の座を取り戻した道のりは、角界においても特筆すべきものである。