2026/4/1
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スポーツ

セントバツ高校野球、初のDH制導入で1回戦16試合が終了 26校が採用

要約

2026年セントバツから初めて導入された指名打者制は各チームの任意採用方式で、1回戦全16試合のうち26校が採用した。山梨学院では投手が骨折と診断される事態も発生した。

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1回戦全16試合が終了、初のDH制で新たな局面

第98回選抜高校野球大会は3月24日、1回戦全16試合が終了した。今大会から初めて導入された指名打者制(DH制)は、各チームが試合前に採用を判断する方式で運用され、26校がDH制を採用して戦った。

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※画像はイメージです

高校野球の長い歴史の中で、打順に投手以外の打者を指名できるDH制の導入は大きな転換点となる。採用は義務ではなく各校の判断に委ねられており、戦略面での選択肢が広がった形だ。

準々決勝へ進出した顔ぶれ

1回戦の結果、八戸学院光星が滋賀学園を破り準々決勝へ駒を進めた。また中京大中京も帝京に勝利し、準々決勝進出を決めている。

一方で負傷者も出ている。山梨学院の菰田陽生投手が左手首付近の骨折と診断された。

DH制導入が問いかけるもの

DH制の導入は、投手の負担軽減や出場機会の拡大といった観点から議論が重ねられてきた。国際大会ではDH制が標準的なルールとなっており、日本のアマチュア野球全体でもルール統一の動きが進んでいる。東京六大学野球連盟や関西学生野球連盟も2026年シーズンからDH制を採用しており、高校野球の導入もこうした流れの一環に位置づけられる。

1回戦を終えた段階で26校が採用したという事実は、多くのチームがDH制を積極的に活用していることを示している。今後の2回戦以降、各校がどのような戦略でDH制を運用していくかが注目される。