霧島が大関再昇進、春場所3度目の優勝で平幕からの返り咲き
要約
日本相撲協会は25日、番付編成会議と臨時理事会を経て霧島の大関昇進を正式決定した。春場所での優勝で平幕以下から大関に復帰するのは、魁傑、照ノ富士に続き史上3人目の快挙となる。
スポーツ大相撲大関復帰春場所霧島
番付編成会議で正式決定、口上は「さらなる高みを」
日本相撲協会は25日朝、番付編成会議と臨時理事会を開き、大相撲春場所で3度目の優勝を果たした関脇・霧島(29)の大関昇進を正式に決定した。協会の使者が大阪府堺市の音羽山部屋宿舎を訪れ、昇進を伝達。霧島は「さらなる高みを目指して一生懸命努力します」と口上を述べた。
大関から転落後、特例の対象とならずに好成績を重ねて大関に返り咲くのは、魁傑、照ノ富士に続き史上3人目である。
平幕から3場所で駆け上がる
霧島は2025年11月の九州場所で平幕ながら11勝を挙げると、2026年1月の初場所では三役に復帰して再び11勝。そして今場所は関脇として12勝を記録し、14日目に優勝を決めた。3場所にわたって安定した成績を残し、大関復帰の条件を満たした。
平幕で11勝
大関陥落後、平幕の地位から着実に白星を積み上げ、復調を印象づけた。
三役復帰で11勝
番付を上げて三役に返り咲き、2場所連続の11勝で大関復帰への足がかりを築いた。
関脇で12勝・3度目の優勝
14日目に優勝を決め、3場所合計34勝という文句なしの成績で大関再昇進を確実にした。
2023年の初昇進から再び大関の座へ
霧島はモンゴル出身で、本名はビャンブチュルン・ハグワスレン。師匠は元横綱鶴竜の音羽山親方である。2023年5月に初めて大関に昇進した際には「大関の名を汚さぬよう、今まで以上に稽古して頑張ります」と口上を述べていた。その後大関から陥落したが、今回の春場所での優勝により、再び大関の地位に戻ることとなった。
今回の口上で掲げた「さらなる高み」が何を意味するのか。29歳の霧島の挑戦は、ここから新たな段階に入る。