2026/4/1
nippon-post.com
スポーツ

WBC豪州戦、Netflix日本で1790万人視聴 単一タイトル最多記録を更新

要約

Netflixが独占配信したWBC全47試合の国内視聴者数は延べ3140万人に達し、3月8日の日本対オーストラリア戦が最多視聴を記録した。複数デバイスやアーカイブ配信を含む数値となっている。

NetflixWBC2026スポーツ侍ジャパン

日本対オーストラリア戦が1790万人の最多視聴

米動画配信大手Netflixは3月25日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の視聴者数統計を発表した。日本国内で独占配信した全47試合の視聴者数は延べ3140万人に上り、中でも3月8日に東京ドームで行われた1次ラウンドの日本対オーストラリア戦は1790万人が視聴。日本のNetflixにおける単一タイトルの視聴記録として過去最多を更新した。

baseball pitcher, baseball stadium, baseball game action, Australian flag, Japan national team uniform
※画像はイメージです

全47試合で延べ3140万人が視聴

今大会でNetflixはWBCの国内独占配信権を取得し、全47試合をライブおよびアーカイブで配信した。視聴者数の計測には、複数デバイスでの視聴やアーカイブ配信での視聴も含まれている。全試合合計の国内視聴者数は3140万人に達し、配信プラットフォームによるスポーツ中継の存在感を改めて示す結果となった。

配信プラットフォームとスポーツの関係に変化

WBCの放映権料は高騰が続いており、今大会は約150億円とされる。前回2023年大会比で5倍、10年前と比較すると15倍に膨らんだ。従来の地上波テレビ局連合ではビジネスとして成立させることが難しい規模となり、Netflixの資金力が独占配信を可能にした形である。

Netflixはグローバル戦略においてスポーツを加入者増や広告価値向上のための中核コンテンツと位置付けている。日本の野球ファン人口は2210万人とされ、地域に偏らない全国的な人気を持つことから、配信プラットフォームにとって戦略的価値の高い市場と見られている。

一方で、地上波での無料放送がなくなったことにより、スポーツの「公開性」を巡る議論も生じている。海外では重要なスポーツイベントの無料放送を義務付ける国もあり、有料配信への移行は今後も論点となりそうである。