2026/4/11
nippon-post.com
社会

大阪・和泉市の集合住宅で母娘殺害、凶器見つからず府警が池を捜索

要約

大阪府和泉市の集合住宅1階で住人の母娘が刃物で殺害された事件で、2人の遺体にはそれぞれ10カ所以上の傷があり、凶器は未発見。大阪府警は付近の池にダイバーを投入するなど捜査を続けている。

和泉市大阪府警捜査殺人事件社会福祉士

母娘に各10カ所以上の傷、死因は失血死 大阪府和泉市の集合住宅1階の一室で、住人の村上和子さん(76)と長女で社会福祉士の村上裕加さん(41)が刃物によるとみられる傷で殺害された事件で、大阪府警は10日、付近の池にダイバーを投入するなど凶器の捜索を含む捜査を継続した。
Group of people
※画像はイメージです
司法解剖の結果、2人の死因はいずれも失血死と判明した。和子さんは首の動脈が、裕加さんは鎖骨付近の動脈が切れていた。遺体にはそれぞれ頭や首、背中を中心に10カ所以上の傷が確認されている。部屋の玄関は施錠されておらず、凶器とみられる刃物は現場から見つかっていない。捜査関係者は「何者かが強い殺意で襲ったとみて、トラブルの有無などを調べる」としている。 ## 帰宅から約10時間後に死亡か 事件前日の7日、裕加さんは午後5時15分に勤務先の病院を退勤。ドライブレコーダーの映像から、同日午後5時45分ごろに裕加さんの車が自宅駐車場に止められたことが確認されている。死亡推定時刻は8日午前4時ごろとみられ、裕加さんの帰宅からおよそ10時間後に当たる。8日午後0時30分ごろ、現場を訪れた親族の男性が2人の異変に気付き、110番通報した。
  1. 裕加さんが病院を退勤

    勤務先の病院を定時に退勤し、その後自家用車で帰宅の途についた。

  2. 自宅駐車場に車を確認

    ドライブレコーダーの記録により、裕加さんが無事に自宅へ到着したことが裏付けられている。

  3. 死亡推定時刻

    司法解剖により、母娘2人がこの時間帯に強い殺意を持った何者かに襲撃されたと推定される。

  4. 親族の男性が110番通報

    連絡が取れないことを不審に思い訪ねてきた親族が、施錠されていない玄関から入り遺体を発見した。

  5. 府警が池などを捜索

    現場から凶器が見つかっていないため、府警は潜水士を動員して近隣の池の底を捜索している。

## 凶器・犯人ともに不明、捜査は継続 大阪府警は犯人の身元や犯行の動機、侵入経路などの特定に向け、現場周辺での聞き込みや証拠の収集を進めている。凶器とみられる刃物が現場から見つかっていないことから、犯人が持ち去った可能性があるとみて、10日には付近の池にダイバーを投入するなど捜索範囲を広げた。玄関が施錠されていなかった点についても、犯人との関係性や当時の状況を慎重に調べている。