世界競歩チーム選手権 勝木隼人が男子マラソン競歩で優勝、岩井和也も3位入賞
要約
ブラジル・ブラジリアで開催された世界競歩チーム選手権の男子マラソン競歩で、自衛隊所属の勝木隼人が3時間4分58秒で優勝。岩井和也も3位に入り、日本勢が表彰台を2枠占める活躍を見せた。
世界競歩チーム選手権勝木隼人競歩自衛隊陸上競技
勝木隼人が男子マラソン競歩で金メダル
12日にブラジル・ブラジリアで開催された陸上の世界競歩チーム選手権で、男子マラソン競歩に出場した勝木隼人(自衛隊)が3時間4分58秒のタイムで優勝を果たした。昨年の世界選手権35キロ競歩で銅メダルを獲得した実力を、今大会でも存分に発揮した格好だ。
同種目では岩井和也(自衛隊)も3位に入賞し、日本勢が表彰台2枠を確保する好成績を収めた。長距離競歩における日本の強さを改めて世界に示す結果となった。
ハーフマラソン競歩は3選手が出場
同日に行われた男子ハーフマラソン競歩には日本から3選手が出場した。吉川絢斗(横浜市陸協)が5位、山西利和(愛知製鋼)が7位、野田明宏(自衛隊)が8位という結果だった。
山西は20キロ競歩の世界記録保持者であり、2019年と2022年の世界選手権では同種目で連覇を達成した日本競歩界を代表する選手である。今大会のハーフマラソン競歩では上位入賞には届かなかったものの、7位で競技を終えた。
日本競歩界の層の厚さを証明
今大会の男子マラソン競歩では、勝木と岩井の自衛隊勢2人が表彰台に立った。勝木は大学卒業後に実業団に所属できず、アルバイトをしながら競技を続けた苦労人として知られる。自衛隊入隊後に才能を開花させ、2018年のアジア大会50キロ競歩優勝、昨年の世界選手権35キロ競歩銅メダルと着実に実績を積み重ねてきた。
マラソン競歩、ハーフマラソン競歩の両種目を合わせて5選手が出場した日本チームは、勝木の優勝を筆頭に複数選手が上位に食い込み、世界の競歩強豪国としての存在感を示した。