2026/4/16
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経済

滋賀銀行と池田泉州HD、資本業務提携へ最終調整 関西圏の広域連携強化

要約

滋賀銀行と池田泉州ホールディングスが資本業務提携に向けた最終調整に入ったことが分かった。両行の連携により、関西圏での金融サービス強化と経営基盤の拡充を目指す。

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滋賀県に本店を置く滋賀銀行と、大阪市に本店を置く池田泉州銀行の持ち株会社・池田泉州ホールディングス(HD)が、資本業務提携をする方向で最終調整に入ったことが16日、分かった。関西圏での広域連携を進めることで、金融サービスの強化を図る狙いがある。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n### 具体的な出資比率や開始時期は未定\n\n提携の具体的な出資比率や開始時期については、現時点で明らかになっていない。業務提携によって提供される具体的なサービスの内容や、最終合意に至るスケジュールも今後の調整に委ねられている。\n\n滋賀銀行は1933年に百三十三銀行と八幡銀行が合併して誕生した地方銀行で、滋賀県内で圧倒的なシェアを持つほか、京都や大阪、東京などにも支店を展開する。一方の池田泉州HDは、池田銀行と泉州銀行の合併を前提に設立された金融持株会社で、大阪府を地盤としている。\n\n### 地方銀行再編の潮流の中で\n\n地方銀行業界では、低金利環境の長期化や人口減少といった経営課題を背景に、再編や経営統合の動きが活発化している。関西圏でも、かつて13行あった第二地方銀行が統廃合を重ね、近畿大阪銀行と関西アーバン銀行が合併して関西みらい銀行が誕生するなど、再編が進んできた。\n\n資本業務提携は、合併や経営統合と比べてブランドや自主性を維持しやすいとされ、地銀再編において有力な選択肢となっている。今回の提携が実現すれば、滋賀・大阪という異なる地盤を持つ両グループが互いの強みを生かし、関西圏における金融サービスの充実につながるかが注目される。