2026/4/17
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国内

2025年度の空自スクランブル595回、前年度比15%減 中国機が約6割占める

要約

防衛省統合幕僚監部は、2025年度の航空自衛隊による緊急発進回数が前年度比15%減の595回だったと発表しました。対象は中国機が366回で最多となっており、ロシア機とあわせて全体の約97%を占める状況が続いています。

ロシア中国安全保障航空自衛隊防衛省

2025年度スクランブルは595回、前年度から約110回減少

防衛省統合幕僚監部は4月17日、2025年度における航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)回数が595回であったと発表した。2024年度の704回から109回減少し、前年度比で15%の減少となった。

Japan landscape
※画像はイメージです

国別では、中国機(推定分を含む)に対する緊急発進が366回で全体の約6割を占め、最多であった。次いでロシア機への対応が214回となり、両国への対応が大部分を占める状況が続いている。

中国機・ロシア機ともに減少

中国機への対応が全体の約61%、ロシア機への対応が約36%を占めた。いずれも前年度と比較して回数は減少しているが、依然として高い水準にある。

近年の推移と今後の注視点

緊急発進回数は減少したものの、航空自衛隊が領空侵犯の恐れがある外国機に対して即応態勢を維持していることに変わりはない。減少の具体的な要因について、統合幕僚監部からの詳細な説明は明らかにされていない。

日本周辺では中国やロシアの軍用機による活動が常態化しており、航空自衛隊による警戒監視活動は引き続き重要な任務となっている。