北海道島牧村でハンターがヒグマに襲われ頭部負傷、クマはその場で駆除
要約
26日午後、北海道島牧村の山中で60代のハンターがヒグマに襲われ頭部を負傷した。命に別条はなく、襲撃したクマはその場で駆除されており警察が状況を調べている。
ヒグマ北海道島牧村鳥獣被害
60代ハンター、山中でヒグマに襲われ負傷
26日午後、北海道島牧村の山中で60代の男性ハンターがヒグマに襲われ、頭部にけがを負った。北海道警によると、男性の命に別条はないという。襲撃したヒグマはその場で駆除された。
北海道警が事件の詳しい経緯について調べを進めている。現時点では、事件が発生した具体的な時刻や、男性に同行者がいたかどうかなどの詳細は明らかになっていない。
増加傾向にあるヒグマの人身被害
北海道ではヒグマの出没や人身被害が増加傾向にある。島牧村では2018年夏から秋にかけて住宅地にほぼ連日ヒグマが出没する「クマ騒動」が発生し、住民生活に大きな影響を及ぼした経緯がある。この経験を踏まえ、同村は山林と民家の間に全長17キロメートルの電気柵を設置するなど、地域ぐるみでの対策を進めてきた。
北海道全体でもヒグマの駆除数は増加しており、2023年度には過去最多の1,804頭が駆除された。ドングリなどの木の実の不作や、耕作放棄地の増加による人里と生息域の境界線の曖昧化が、クマの出没増加の要因として指摘されている。
求められる安全対策の徹底
ハンターは有害鳥獣の捕獲や駆除において重要な役割を担う一方、山中での活動には常にクマとの遭遇リスクが伴う。北海道では、ハンターの育成に力を入れるとともに、狩猟時の安全対策の徹底が求められている。