2026/5/1
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社会

旭山動物園、2日遅れで夏季営業を開始 職員逮捕に伴う園内捜査の影響

要約

北海道旭川市の旭山動物園が2026年5月1日、夏季営業を開始した。職員の逮捕に伴う園内捜査への協力で開園準備が遅れ、例年より2日遅いスタートとなったが、大型連休初日を迎え100人以上が列を作った。

北海道大型連休旭山動物園旭川市遺体損壊

北海道旭川市の旭山動物園が2026年5月1日、夏季営業を開始した。例年より2日遅れの開園となったが、午前9時半の開園前には100人以上が行列をつくり、旭川市の今津寛介市長が来園者を出迎えた。

Community gathering
※画像はイメージです

行列の先頭付近には、開園の1時間前から並んでいた北海道士別市の20歳代女性の姿もあった。大型連休の初日とも重なり、多くの来園者が開園を心待ちにしていた様子がうかがえる。

今回の夏季営業開始は、園に勤務する旭川市職員が妻の遺体を損壊した疑いなどで逮捕された直後のタイミングとなった。夏季営業の開始が例年より2日遅れた背景には、警察による園内での捜査への協力により、当初4月29日に予定していた開園準備が間に合わなかった事情がある。

園側によると、大型連休中の団体客による目立ったキャンセルは発生していないという。逮捕された職員の事件に関する具体的な経緯や認否については、現時点で詳細は公表されていない。

旭山動物園は日本最北の動物園として知られ、動物の自然な生態を観察できる「行動展示」で全国的な人気を集めてきた。職員の不祥事という異例の事態のもとでの夏季営業開始となったが、来園者の足が遠のく兆候は今のところ見られない。大型連休を経て、北海道の本格的な観光シーズンに向けた動向が注目される。