2026/5/7
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国内

上皇ご夫妻、大相撲5月場所の観戦を取りやめ 上皇后さまに疲れの様子

要約

宮内庁は、10日に予定されていた上皇ご夫妻の大相撲5月場所観戦の中止を発表しました。91歳の上皇后さまに最近疲れの様子が見られ、散策中に立ち止まり呼吸を整える場面があるといいます。

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上皇后さまの体調を考慮し観戦中止\n\n宮内庁は、上皇ご夫妻が10日に東京・両国の国技館で予定していた大相撲5月場所の観戦を取りやめると発表した。上皇后さまに最近疲れの様子が見られることが理由である。\n\n
Tokyo cityscape
※画像はイメージです
\n\n宮内庁によると、上皇后さまには「最近少し疲れの様子がある」とされ、側近は「散策の途中で立ち止まり、呼吸を整える場面などがある」と説明している。91歳の高齢を考慮し、無理を避けるための判断だという。\n\n## 日常生活で見られる疲れの兆候\n\n上皇后さまの疲れは、日常の散策中に具体的な形で現れている。歩行中に立ち止まって呼吸を整える場面があるといい、側近が明らかにした。こうした状況を踏まえ、宮内庁は大相撲観戦という外出を伴う活動を見送る判断に至った。\n\n疲れの具体的な原因や医学的な診断名については明らかにされていない。症状がいつごろから見られるようになったかについても、「最近」とされるにとどまっている。\n\n## 皇室と大相撲の深い関わり\n\n皇室による大相撲の観戦は天覧相撲と呼ばれ、日本の伝統文化と皇室の結びつきを象徴する行事として長い歴史を持つ。天覧相撲の際には、国技館正面玄関で役力士や日本相撲協会理事らが出迎え、理事長が貴賓席まで案内するなど厳格な儀礼が執り行われる。\n\n宮内庁は大相撲観戦を公務ではなく純粋に私的な行為と位置づけているが、その格式や伝統から特別な意味合いを持つものとされている。今回の観戦取りやめは、上皇后さまの体調を最優先にした判断であり、今後も体調に合わせた活動の調整が続くものとみられる。