2026/5/7
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経済

2026年GW交通利用が好調 ANA・JAL搭乗率8割超、JR利用者も5%増

要約

ANAとJALが5月7日に発表した2026年GW期間の利用動向で、国内・国際線ともに搭乗率が8割を超えた。JRグループ各社の利用者数も前年比5%増の1476万6000人に達し、旅行需要の堅調ぶりが鮮明となった。

ANAJALJRグループゴールデンウィーク大型連休

2026年のゴールデンウイーク(GW)期間における交通機関の利用状況が好調だったことが、各社の発表で明らかになった。全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の国内線・国際線搭乗率はいずれも8割を超え、JRグループ各社の利用者数も前年比で5%増加した。

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※画像はイメージです

航空各社の搭乗率が8割超え

ANAとJALは5月7日、4月29日から5月6日までのGW期間における利用動向を発表した。両社ともに国内線・国際線の搭乗率が8割を超える結果となった。

ANAの国内線では、旅客数が前年比12%増と大きく伸び、搭乗率は84.3%を記録した。これは2025年と比較して8.6ポイントの上昇にあたる。方面別では北海道や沖縄、九州方面が好調で、北海道と中国・四国方面は約1.2倍の利用があった。国際線でもアジア・オセアニアやハワイ方面が堅調に推移した。

JALグループについても搭乗率が8割を超えたことが確認されているが、実績の個別具体的な数値は公表されていない。

JR各社の利用者数は1476万人超

JRグループ各社は、4月24日から5月6日までの期間における利用状況を集計した。利用者数は前年比5%増の1476万6000人に達した。JR東海では新幹線利用者が前年比104%となり、JR東日本でも前年を上回る利用者数を記録した。

コロナ禍からの回復が鮮明に

今回のGW期間の好調な利用実績は、コロナ禍を経て回復した旅行需要が定着しつつあることを示している。航空大手のANA・JALに加え、主要LCC各社でも予約数が概ね前年を上回る全社好調の状況が見られた。

ANAは過去のGW期間においても増加傾向が続いており、2024年度は国内線旅客数が前年比103.8%、国際線が同131.9%、2025年度も国内線が同100.8%、国際線が同109.4%と推移してきた。2026年度はこの流れをさらに加速させた形だ。

JR各社についても、大阪・関西万博の開催やインバウンド需要の回復が利用増を後押ししているとみられる。JR西日本はANA、JALと連携し、鉄道と航空を組み合わせた広域移動サービスの共創を進めており、訪日外国人旅行者の地方誘致やオーバーツーリズムの緩和を目指す取り組みも始まっている。