2026/5/9
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国際

イラン・ゲシュム島で複数の爆発 ホルムズ海峡の要衝、米軍関与の可能性も

要約

世界の石油輸送量の約20%が通過するホルムズ海峡に位置するイラン・ゲシュム島で複数の爆発が発生し、現地メディアが報じました。米軍による攻撃の可能性が取り沙汰されていますが、詳細は判明していません。

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ゲシュム島で複数の爆発、現地メディアが報道

イランのホルムズ海峡に位置するゲシュム島で複数の爆発が発生したと、現地メディアが報じた。爆発の具体的な原因や被害の規模、死傷者の有無については現時点で明らかになっていない。

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※画像はイメージです

本件をめぐっては、米軍が攻撃を行った可能性が取り沙汰されている。ただし、米軍が実際に攻撃を実施したかどうかの事実関係は確認されておらず、情報は錯綜している状況である。

世界のエネルギー供給を左右する要衝

ゲシュム島が位置するホルムズ海峡は、世界のエネルギー供給にとって極めて重要なチョークポイントである。毎日約1700万バレルの原油がこの海峡を通過しており、世界の石油輸送量の約20%を占める。日本にとっても原油輸入の約8割がこのルートに依存しており、同海峡での軍事的緊張は国際社会全体に大きな影響を及ぼす。

イランはホルムズ海峡の北岸に位置し、過去にはその封鎖を威嚇の手段として利用したこともある。米軍は中東地域に広範なプレゼンスを持ち、アメリカ中央軍(CENTCOM)が同地域の軍事作戦を統括している。米イラン間の緊張関係は長年にわたり継続しており、軍事的衝突のリスクが常に指摘されてきた。

今後の情報に注視が必要

爆発の原因、米軍の関与の有無、被害状況など、多くの点がいまだ不明のままである。ホルムズ海峡をめぐる情勢は原油価格や世界経済に直結するだけに、今後の続報が注目される。