2026/5/9
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国際

米国防総省がUAP資料161点を公開 日本周辺の目撃情報も含む

要約

米国防総省は2026年5月8日、トランプ大統領の指示に基づき、未確認異常現象(UAP)に関する資料161点を公開した。資料には1969年のアポロ12号による月面記録や日本周辺での目撃情報が含まれている。

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国防総省、UAP資料161点の公開を開始\n\n米国防総省は2026年5月8日、未確認異常現象(UAP)に関する資料161点の公開を開始した。公開された資料は写真、動画、文書で構成され、同省のホームページ上で閲覧が可能となっている。今回の公開はトランプ米大統領の指示に基づくものである。\n\n
Earth from space
※画像はイメージです
\n\nUAPとは、従来「未確認飛行物体(UFO)」と呼ばれてきた現象に代わる呼称で、正体が不明な空中の現象全般を指す。米国防総省は2022年に「全領域異常対策室(AARO)」を設置し、UAPの調査を進めてきた。\n\n## アポロ12号の月面記録や日本周辺の事例も\n\n公開された161点の資料の中には、1969年のアポロ12号が月面に着陸した際の記録が含まれている。月面上から撮影された写真も資料に含まれており、半世紀以上前の宇宙探査に関連する記録が改めて公の場に出た形だ。\n\nさらに注目されるのは、日本周辺での目撃情報が資料に含まれている点である。ただし、目撃された事象の具体的な日時や場所の詳細、記録された物体の正体や分析結果については明らかにされていない。\n\n## トランプ大統領の指示で情報公開が加速\n\n今回の資料公開は、トランプ大統領が政府機関に対し、地球外生命体やUAP、UFOに関する政府文書の特定と公開を指示したことを受けたものである。国防総省は数十年にわたる膨大な記録を精査し、機密解除された資料を順次公開していく方針を示している。\n\n米国では安全保障上の観点からUAPへの関心が高まっており、軍や政府の対応の透明性を求める声が上がっていた。今回の公開は、国民との情報共有を進める取り組みの一環と位置づけられている。なお、これらの資料は米政府がUFOの存在を公式に確認するものではなく、明確な結論に至らなかった「未解決事例」としての位置づけである。\n\n日本においても近年UAPへの関心は高まっており、国会議員による「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」が設立されるなど、安全保障の観点からも注目を集めている。今回、日本周辺の事例が含まれていたことで、国内での議論がさらに活発化する可能性がある。\n\n
  1. アポロ12号が月面着陸

    月面上から写真を撮影。今回公開された資料にこの際の記録が含まれている。

  2. 全領域異常対策室(AARO)設置

    米国防総省がUAP調査の専門組織を新設し、年次報告書の刊行を開始した。

  3. トランプ大統領がUAP情報公開を指示

    政府機関に対し、地球外生命体やUAPに関する文書の特定・公開プロセスの開始を命じた。

  4. 国防総省がUAP資料161点を公開

    写真・動画・文書を同省ホームページで公開。日本周辺の目撃情報やアポロ12号の記録が含まれる。