2026/5/11
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経済

アゼルバイジャン産原油、12日にも日本到着へ 中東以外の調達先確保を推進

要約

経済産業省は、イラン情勢の悪化に伴う原油の安定供給懸念を受け、アゼルバイジャン産原油が2026年5月12日に日本へ到着する予定であることを公表した。中東への依存度を下げ、調達先の多角化を図る日本のエネルギー安全保障戦略の一環となる。

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経済産業省は11日、中東以外の原油調達先としてアゼルバイジャン産の原油が12日にも日本に到着する予定であることを明らかにした。イラン情勢の悪化により原油の安定供給に懸念が生じている中、調達先の多角化を図る動きの一つとなる。

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経済産業省は「中東以外の調達先としてアゼルバイジャン産のものが12日にも日本に到着する予定」としている。到着する原油の具体的な数量や、輸送船舶、到着港などの詳細については明らかにされていない。

今回の調達の背景には、イラン情勢の悪化がある。日本が輸入する原油の多くは中東地域からの供給に依存しており、同地域の情勢不安定化は日本のエネルギー供給に直接的な影響を及ぼしかねない。

アゼルバイジャンはカスピ海沿岸に位置する産油国であり、中東地域とは異なるルートでの原油供給が可能である。経済産業省がアゼルバイジャン産原油の到着予定を公表したことは、中東への依存度を下げ、調達先の分散を進める姿勢を示したものといえる。

日本はエネルギー資源の多くを海外からの輸入に頼っており、国際情勢の変化が供給リスクに直結する構造にある。中東情勢が不透明さを増す中、政府として原油の安定的な確保に向けた対応が求められている状況だ。経済産業省は引き続き、原油の安定供給に向けた取り組みを進めるとみられる。