2026/5/14
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社会

海外投資の無登録勧誘疑い、GIL統括役ら6人逮捕 約870億円を集金か

要約

警視庁は、無登録で海外金融商品への出資を勧誘したとして、投資関連会社の統括役ら6人を逮捕しました。全国の約7300人から約870億円という巨額の資金を集めたとみられ、大規模な無登録営業事件の全容解明を進めます。

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警視庁生活経済課は14日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、東京・港区に拠点を置く情報提供会社「グローバルインベストメントラボ(GIL)」の統括役で会社役員の大坂陽司容疑者(50)ら6人を逮捕した。GILは無登録のまま海外金融商品への出資を勧誘した疑いが持たれている。

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※画像はイメージです
捜査当局によると、GILは2014年から2024年にかけて、全国の約7300人から約870億円の出資金を集めたとみられている。金融商品取引業を行うには内閣総理大臣への登録が必要だが、GILはこの登録を受けずに営業を行っていた疑いがある。今回の逮捕に先立ち、証券取引等監視委員会が東京地裁に対して申し立てを行っており、東京地裁がこれに基づく判断を下していた。警視庁はこうした経緯を踏まえ、捜査を進めてきたとみられる。約870億円という集金額は、近年の無登録営業事件の中でも極めて大規模である。出資者は全国に広がっており、約7300人に上るとされる。逮捕された6人の認否については明らかになっていない。警視庁は今後、資金の流れや勧誘の実態について詳しく調べ、事件の全容解明を進める方針だ。