2026/5/13
nippon-post.com
社会

福岡姉妹死亡事件 次女への殺人容疑で母親を再逮捕 福岡県警

要約

福岡県嘉麻市の母子生活支援施設で姉妹が死亡した事件で、福岡県警は13日、母親の水沼南帆子容疑者(30)を3歳の次女に対する殺人の疑いで再逮捕しました。長女への殺人容疑に続く逮捕となります。

児童虐待嘉麻市殺人事件福岡県警逮捕

次女殺害容疑で母親を再逮捕

福岡県嘉麻市の母子生活支援施設で姉妹が死亡した事件で、福岡県警は13日、母親の水沼南帆子容疑者(30)を次女(3)に対する殺人の疑いで再逮捕した。水沼容疑者はすでに長女への殺人容疑で逮捕されており、今回が再逮捕となる。

People together
※画像はイメージです

事件は2026年3月10日、嘉麻市内の母子生活支援施設で幼い姉妹(当時4歳と3歳)が死亡しているのが発見されたもの。福岡県警は長女に対する殺人容疑で水沼容疑者を逮捕し、捜査を進めていた。

DV被害から施設に入居した経緯

水沼容疑者は約4年前、内縁の夫からDV(家庭内暴力)の被害を受け、2人の娘と共に母子生活支援施設に入居していた。しかし、入居後まもなく、施設への立ち入りが禁止されていたはずの内縁の夫が秘密裏に施設に侵入し、約3年間にわたり水沼容疑者らと同居していたことが判明している。この同居について、施設側は把握していなかったとされる。

事件前、水沼容疑者は内縁の夫から叱責され「嫌い」と言われたことをきっかけに「死にたい」と供述しているとされる。事件当時、水沼容疑者自身も首に切り傷を負っていたが、致命傷ではなかったことから、無理心中を偽装した疑いも持たれている。

施設の安全管理に疑問の声

内縁の夫については、事件当日に負傷した水沼容疑者を施設に放置したとして保護責任者遺棄容疑で逮捕されているが、姉妹の殺害への直接的な関与はないとみられている。

保護を目的とする施設で、加害者とされる人物が長期間にわたり秘密裏に同居していた事実は、支援体制の盲点を浮き彫りにした。福岡県警は具体的な殺害方法や動機の解明を含め、事件の全容についてさらに捜査を進める方針である。