ソロモン諸島議会、野党党首ワレ氏を新首相に選出
要約
ソロモン諸島議会は15日、野党党首のマシュー・ワレ氏を新首相に選出しました。親中路線の前政権から方針が転換されるかが注目されます。
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野党党首ワレ氏が新首相に
ソロモン諸島議会は15日、新首相に野党党首のワレ氏を選出した。同国の総督がこの選出結果を公式に発表した。
ソロモン諸島は一院制の議会制度を採用しており、首相は議会での投票によって選出される。ワレ氏はこれまで野党党首として活動してきたが、今回の議会での投票を経て新たな首相の座に就くこととなった。
今後の外交方針に注目
ソロモン諸島をめぐっては、近年の中国との関係強化が国際的な関心を集めてきた。2019年には台湾と断交して中国と国交を樹立し、その後も中国との安全保障協定の締結など、親中路線が進められてきた経緯がある。
ワレ氏は以前から中国の影響力拡大に否定的な姿勢を示してきたとされ、新首相就任により同国の外交政策がどのような方向に向かうのかが焦点となる。
南太平洋の要衝で政権交代
ソロモン諸島は南太平洋に位置する島しょ国で、1978年にイギリスから独立した。近年は米中の戦略起競争が太平洋島しょ国にも波及しており、同国の政権交代は地域の安全保障環境にも影響を及ぼす可能性がある。
選出時の具体的な得票数や、新内閣の布陣については現時点で明らかになっていない。