キオクシア、26年4〜6月期の純利益8690億円へ 前年同期比47倍超の大幅増益見通し
要約
キオクシアホールディングスは、2026年4〜6月期の連結純利益が前年同期比47倍超の8690億円に達するとの見通しを発表しました。生成AI普及に伴うデータセンター向け需要の拡大が、異例の増益幅を牽引する要因となっています。
AINAND型フラッシュメモリキオクシア半導体業績予想
キオクシアHD、四半期純利益8690億円の見通し
NAND型フラッシュメモリ大手のキオクシアホールディングス(HD)は、2026年4〜6月期の連結純利益が8690億円になる見通しだと発表した。前年同期比で47倍超という大幅な増益予想となる。
前年同期比47倍超の異例の増益幅
今回示された純利益8690億円という数字は、前年同期と比較して47倍を超える水準である。四半期ベースでこれほどの増益倍率が示されるのは異例の規模だ。
キオクシアHDは、東芝のメモリ事業部門が2017年に分社化して誕生した企業で、NAND型フラッシュメモリやSSDの研究開発・製造・販売を手がける。NAND型フラッシュメモリは、スマートフォンやPC、データセンターなど現代のデジタルインフラに不可欠な部品として広く使われている。
メモリ市場を取り巻く環境
半導体メモリ業界では近年、生成AIの普及に伴うデータセンター向け需要の拡大が追い風となっている。キオクシアHDも過去には2期連続の赤字を計上した時期があったが、AI関連需要の回復を背景に業績は改善基調にあった。
今回の大幅増益見通しが示されたことで、同社の収益力の変化に対する市場の関心が一段と高まることになりそうだ。