2026/5/15
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社会

磐越道バス事故、運転手が回避操作せずか 警察が車両を検証

要約

磐越自動車道で高校生らが死傷したバス事故で、容疑者の運転手がハンドル操作などの回避措置を一切取っていなかった疑いがあることがわかった。警察は事故の1カ月前に、容疑者に対し2度の免許返納を促していた。

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福島県の磐越自動車道で、部活動の遠征中だった高校生らが死傷したバス事故について、容疑者の運転手がハンドルを切るなどの事故回避操作をしていなかった可能性があることが、捜査関係者への取材で明らかになった。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n捜査関係者によると、現場の状況から容疑者が衝突の直前にハンドルを切るなど、事故を回避するための具体的な操作をしていなかったとみられる。福島県警察は事故車両の検証を進めており、事故に至った経緯や原因の解明を急いでいる。\n\n事故ではガードレールがバスの車体を貫通したとみられており、5月14日に行われた車体検証でもその痕跡が確認された。この事故により部活動の遠征中だった高校生ら26名が死傷しており、ガードレールの破損による後続車の追突といった二次被害も発生している。\n\n捜査の過程で、容疑者に対する事前の警察の対応も判明した。警察は事故直前の2026年4月、容疑者に対し計2回にわたって免許の自主返納を促していた。しかし容疑者は返納に応じず、運転を継続していたという。容疑者がなぜ回避操作を行わなかったのか、警察は健康状態や運転状況を含め、多角的に捜査を進めている。