日韓首脳、石油製品・LNGの相互融通で合意 中東情勢の沈静化へ協力も確認
要約
高市総理と李在明大統領が会談し、ガソリン等の石油製品やLNGの相互融通に向けた協力で一致した。ホルムズ海峡を含む中東情勢の沈静化に向けた両国の連携も確認された。
LNGエネルギー安全保障中東情勢日韓関係首脳会談
高市早苗総理大臣と韓国の李在明大統領が首脳会談を行い、ガソリン等の石油製品およびLNG(液化天然ガス)の相互融通について協力することで合意した。あわせて、ホルムズ海峡を含む中東情勢の沈静化に向け、両国が努力することで一致した。
エネルギー安全保障で踏み込んだ協力
今回の首脳会談では、石油製品とLNGという具体的なエネルギー資源を対象に、日韓間での相互融通に向けた協力が打ち出された。日本と韓国はいずれもエネルギー輸入の多くを中東地域に依存しており、供給途絶リスクへの備えは両国共通の課題である。ホルムズ海峡周辺の情勢が不安定化する中、相互に融通し合う枠組みの構築は、両国のエネルギー安全保障を強化する狙いがある。
ただし、石油製品やLNGの融通に関する具体的な開始時期や数量、実施条件などの詳細は明らかにされていない。
中東情勢の沈静化へ連携
両首脳は、ホルムズ海峡を含む中東情勢の沈静化に向けて両国が努力することでも一致した。ホルムズ海峡は世界のエネルギー供給における要衝であり、航行の自由が脅かされる事態は日韓双方の経済に大きな影響を及ぼす。両国が足並みをそろえて沈静化に取り組む姿勢を示した形だ。
次回は日本で開催、「温泉にしようかな」
次回の首脳会談については、日本で開催することが確認された。高市総理大臣は会談後、「何かちょっと困ったことがあったり、諸外国との関係で悩むことがあったら、しょっちゅう電話をし合おうねと約束をいたしました。次回は日本にお越しいただくことになります。温泉にしようかなどこにしようかな」と述べ、両首脳間の親密な関係構築に意欲を示した。
具体的な訪日の日程や訪問先は現時点では明らかになっていない。