2026/5/20
nippon-post.com
経済

エヌビディア、好決算も時間外で株価乱高下 2〜4月期は市場予想上回る

要約

米半導体大手エヌビディアが2026年2〜4月期の決算を発表し、業績・見通しともに市場予想を上回ったが、時間外取引では20日終値比で上下1%超の激しい値動きとなった。

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米半導体大手エヌビディアは20日、2026年2〜4月期の決算を発表した。業績実績および今後の見通しはいずれも市場予想を上回ったが、取引終了後の時間外取引では株価が激しく変動し、20日終値比で上下1%超の値幅を伴う乱高下となった。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n同社はあわせて株主還元策の拡充も発表した。AIチップ市場で圧倒的な地位を築くエヌビディアの決算は、AI関連投資の動向を測る重要指標として市場の注目度が極めて高い。好決算にもかかわらず株価が大きく揺れた背景には、すでに株価への織り込みが相応に進んでいたとの見方がある。\n\n## 通常取引では堅調な値動き\n\n20日の通常取引では、エヌビディア株は前日比1.3%上昇して取引を終えていた。決算発表を控えた買いが優勢となった格好だ。しかし、取引終了後に決算内容が公表されると、時間外取引で株価は上下に振れる展開となった。\n\n## AIブームの象徴、市場の視線は今後の持続性へ\n\nエヌビディアはGPUやAI関連半導体の開発・販売で世界をリードする企業である。生成AIのトレーニングやデータセンター向けチップの需要拡大を背景に、近年は急速な業績成長を遂げてきた。今回の決算でも好調な実績を示したが、市場では高い成長期待がすでに株価に反映されているとの指摘もあり、決算内容が期待値に対してどの程度の上振れとなるかが焦点となっていた。\n\n好決算と株主還元策の拡充という材料が出たにもかかわらず、時間外取引で株価が安定しなかったことは、AI関連銘柄に対する市場の期待と警戒が交錯する現状を映し出している。