2026/5/20
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経済

米債券利回りが低下、トランプ大統領の「紛争終結は最終段階」発言が市場を動かす

要約

2026年5月20日の米債券市場で幅広い年限の国債利回りが低下し、10年物利回りは一時4.56%台を記録しました。トランプ大統領によるイランとの紛争終結交渉が最終段階であるとの発言を受け、市場では地政学リスクの後退期待が広がっています。

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トランプ発言で10年債利回りが急低下 2026年5月20日の米債券市場で、幅広い年限の国債利回りが低下した。トランプ米大統領がイランとの紛争終結交渉について「最終段階だ」と発言したことが、地政学リスクの後退期待につながり、債券買い(利回り低下)の動きが広がった。
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※画像はイメージです
長期金利の指標となる10年物国債の利回りは午前に急低下し、一時4.56%台を記録した。中東情勢の緊張緩和が意識され、安全資産としての米国債に買いが集まった格好である。 ## 20年債入札も一定の需要を確保 同日に実施された20年債の入札は、一定の需要を集めた。長期債に対する投資家の需要が確認されたことも、利回りの低下基調を支える要因となった。 ## 地政学リスクと市場心理 トランプ大統領の発言は、長期化するイランとの紛争に終止符が打たれる可能性を示唆するものであり、市場参加者の間でリスク後退への期待が高まった。米債券市場では、地政学的な不確実性が利回りの上昇圧力として意識されてきただけに、紛争終結に向けた進展の兆しが投資家心理に影響を及ぼした。ただし、交渉の具体的な合意項目やプロセスの詳細は明らかになっておらず、今後の展開を注視する必要がある。