高市首相、参院自民幹部と会食 憲法改正へ「強い意志」表明
要約
高市首相が松山参院議員会長ら参院自民党幹部と会食し、少数与党として厳しい国会運営を強いられている参議院側へ謝意を伝えた。会談では憲法改正に向けた強い決意も示され、参院側との認識共有が図られた。
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高市早苗首相は22日夜、自民党の松山政司参院議員会長および石井準一参院幹事長らと首相公邸で会食した。約1時間半に及んだ会合で、首相は参院側に対し感謝と激励を伝えるとともに、憲法改正への強い意志を表明した。
「少数与党の中で大変ご苦労いただいている」
会食には木原稔官房長官、佐藤啓官房副長官も同席した。高市首相は席上、参院自民党に対し「少数与党の中で大変ご苦労いただいている」と述べ、日常的な国会運営への労をねぎらった。
会食後、松山参院議員会長は記者団に対し「憲法改正についても首相の強い意志を聞いた。参院もしっかり頑張りたいという思いはお伝えした」と語り、首相と参院側の間で改憲に向けた認識を共有したことを明らかにした。
衆院4分の3、参院は過半数割れの「ねじれ」
現在の国会情勢は、衆議院で与党が4分の3の議席を占める一方、参議院では過半数に届かない少数与党の状態にある。憲法改正の発議には衆参両院でそれぞれ総議員の3分の2以上の賛成が必要となるため、参議院での合意形成が改憲実現の鍵を握る。
参議院での法案可決や憲法改正の発議には、国民民主党、参政党、日本保守党などの野党・無所属との連携が不可欠とされる。高市首相が参院自民党の幹部と会食し、改憲への意欲を直接伝えた背景には、こうした参議院の厳しい議席状況がある。
具体的な改正内容やスケジュールは明かされず
ただし、高市首相が意欲を示した憲法改正の具体的な内容や、改憲に向けた詳細なスケジュールについては、今回の会食の場では明らかにされていない。参院での野党との連携をどのように進めるかが、今後の焦点となる。