沖縄県八重山地方に、2026年として全国で初めてとなる熱中症警戒アラートが発表された。5月25日は危険な暑さになると予測されている。 ※画像はイメージです ## 25日は「危険な暑さ」の見通し 気象庁と環境省が共同で発表する熱中症警戒アラートが、八重山地方を対象に出された。2026年度の運用期間が始まって以来、全国で初めての発表となる。熱中症警戒アラートは、気温や湿度などから算出される暑さ指数(WBGT)が33以上と予測された場合に発表される情報で、熱中症の危険性に対する気づきを促し、予防行動を呼びかけることを目的としている。25日の八重山地方では、この基準を上回る危険な暑さが見込まれている。 ## 3年連続で八重山地方が全国初 八重山地方は亜熱帯海洋性気候に属し、夏季は強い日差しと高い気温が続く地域である。全国初の熱中症警戒アラートが同地方で発表されるのは、2024年5月22日、2025年5月21日に続き3年連続となった。2026年度の熱中症警戒アラートおよび熱中症特別警戒アラートの運用期間は、4月22日から10月21日までとなっている。熱中症特別警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い場合に発表され、イベントの中止・延期や学校の休校などを求める場合もある。 ## 本格的な暑さの季節へ 熱中症警戒アラートは、搬送者数の著しい増加傾向を受け、2021年から本格運用が始まった制度である。八重山地方は現在、梅雨の時期にあたるが、湿度の高さも熱中症リスクを押し上げる要因となる。今後、本州を含め全国的に気温が上昇する季節を迎えるにあたり、こまめな水分補給や適切なエアコンの使用など、早い段階からの対策が求められる。