ミャクミャク像2体が万博記念公園に移設、記念セレモニーを開催
要約
2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の像2体が万博記念公園へ移設され、セレモニーが開催された。1970年万博の象徴である太陽の塔との共存により、半世紀を超えた万博の歴史的つながりが実現する。
ミャクミャク像が万博記念公園へ
2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の像2体が万博記念公園に移設され、これを記念するセレモニーが開催された。
万博会場には3体のミャクミャクモニュメントが設置されていた。東ゲートにはお辞儀をする「いらっしゃい」ポーズ、西ゲートには手を広げた「ワクワク」ポーズ、風の広場には「ねそべり」ポーズの像がそれぞれ来場者を迎えていた。このうち2体が万博記念公園に新たな居場所を得た形だ。
1970年万博の地で再出発
移設先となった万博記念公園は、1970年の日本万国博覧会の会場跡地に整備された公園で、岡本太郎の「太陽の塔」が象徴的存在として知られる。半世紀以上の時を超え、2つの万博のシンボルが同じ場所に並ぶこととなった。
ミャクミャクは2022年3月、公募1,898点の中から選ばれたデザインで、山下浩平氏が手がけた。赤色の「細胞」と青色の「水」を組み合わせたデザインには、水の都・大阪のアイデンティティと、人間の知恵や文化を未来へ脈々と受け継ぐ願いが込められている。
万博レガシーの継承へ
今回の移設は、大阪・関西万博のレガシーを継承する取り組みの一環に位置づけられる。万博の遺産をめぐっては、周長約2キロメートルの世界最大級木造建築「大屋根リング」の一部約200メートルを残置し、記念館と一体化する計画も進んでいる。
ミャクミャク像については、今後大阪城公園など府内の観光地を巡回する展示も予定されており、将来的には万博会場跡地の再開発完了後に跡地へ戻すことも想定されている。単なる閉幕後の記念物にとどまらず、大阪の新たな文化的シンボルとしての役割が期待されている。