将棋奨励会三段リーグで3人が四段昇段、古井は2度目の次点で権利行使
要約
第78回三段リーグ最終戦が渋谷の将棋会館で行われ、小窪碧、川村悠人、古井丈大の3人がプロ棋士となる四段昇段を決めた。古井が2度目の次点によるフリークラス昇段権を即日行使し、原則2人の昇段枠に対し異例の3人同時昇段となった。
三段リーグ四段昇段奨励会将棋
3人が新たにプロ棋士の道へ
将棋の棋士養成機関である奨励会の第78回三段リーグ最終18・19回戦が14日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、小窪碧三段(20)、川村悠人三段(27)、古井丈大三段(21)の3人が四段昇段を決めた。昇段は4月1日付。
今回のリーグには39人が参加。半年間で各18局を戦い、小窪が15勝3敗で1位、川村が14勝4敗で2位となり、上位2人に与えられる四段昇段の座を勝ち取った。
古井は2度目の次点で昇段権を即日行使
三段リーグでは原則として成績上位2人が四段に昇段する。ただし、3位にあたる「次点」を2度獲得した場合、フリークラスでの四段昇段権が与えられる制度がある。
古井は14勝4敗の成績で今回2度目の次点を獲得し、この権利を即日行使してプロ入りを決めた。1回のリーグで3人が昇段するのは、2度目の次点付与者が出た場合に限られる例外的なケースである。
新四段3人の横顔
小窪碧は東京都調布市出身の20歳。15勝3敗の成績でリーグ1位通過を果たした。川村悠人は27歳、古井丈大は21歳で、いずれも14勝4敗の好成績を収めた。
3人は4月1日付で正式に四段となり、プロ棋士としての活動を開始する。