2026/4/1
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国内

自衛隊員が中国大使館に侵入、建造物侵入容疑で逮捕 政府「誠に遺憾」

要約

陸上自衛隊の3等陸尉が東京・港区の中国大使館に侵入し建造物侵入容疑で逮捕された。中国側は外交官への殺害脅迫があったと主張し、日中間の認識に食い違いが生じている。

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自衛隊員が中国大使館に侵入、建造物侵入容疑で逮捕

東京都港区の中国大使館に24日、陸上自衛隊の3等陸尉の男が侵入し、建造物侵入の容疑で逮捕された。中国大使館は警視庁により24時間態勢で警備されていたが、男は警備をかいくぐり敷地内に侵入した。

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※画像はイメージです

木原稔官房長官は25日の記者会見で「法を順守すべき自衛官が建造物侵入の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾だ」と述べた。さらに「結果としてこのような事案が発生したことは遺憾だ」と繰り返し、政府としての対応姿勢を示した。

日中間で食い違う動機の説明

事件をめぐっては、日本側と中国側の間で動機に関する認識に食い違いが生じている。

男は警視庁に対し「大使に意見を伝えて受け入れられなかった場合は自決して相手を驚かせようとした」「中国に強硬発言を控えてほしかった」と説明している。一方、中国側は男が「中国外交官を殺害する」と脅迫したと主張しており、双方の説明には大きな隔たりがある。

中国側は事件を受けて日本政府に申し入れを行い、再発防止を要請した。また「新型軍国主義が勢いに乗じて害を及ぼしている」と非難する声明を出した。

政府の対応と警備強化

日本政府は中国側の申し入れに対し、適切に対応する旨を伝達した。警視庁は大使館警備に当たる警察官の増強配置など、警戒強化策を実施している。

木原官房長官は会見で政府としての遺憾の意を重ねて表明したが、男の具体的な氏名や年齢、侵入の詳しい経緯については明らかにされていない。

現役の自衛隊員が外国公館に侵入し逮捕されるという異例の事態は、日中間の外交問題に発展する様相を呈している。