なでしこジャパン、ニールセン監督が契約満了で退任 史上初の外国人指揮官わずか1年余りで
要約
日本サッカー協会が4月2日に発表した。2024年12月に就任しアジアカップ優勝を果たしたが、契約延長には至らず、後任は日本人監督の招聘が検討されている。
なでしこジャパンニルス・ニールセン女子サッカー日本サッカー協会
なでしこ史上初の外国人監督が退任
日本サッカー協会(JFA)は4月2日、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン監督が契約満了に伴い退任すると発表した。2024年12月の就任からわずか1年余りでの退任となる。
ニールセン監督はデンマーク出身で、なでしこジャパン史上初の外国人監督として招聘された。2025年2月から国際大会でチームの指揮を執り、2026年3月に開催されたAFC女子アジアカップでは2大会ぶり3度目の優勝に導いた。しかし、契約はアジアカップまでの期間であり、延長には至らなかった。
協会幹部が語った退任の理由
宮本恒靖JFA会長は退任の理由について「主要な国際大会で優勝することを考えたとき、色んな総合的な判断をした結果」と説明した。佐々木則夫女子ナショナルチームダイレクターは「サッカーに対する指導が少しぬるいというか、甘いところがあった」とし、ワールドカップ優勝に向けて「情熱が少し足りない」という判断に至ったと語った。
アジアカップ優勝という結果を残しながらも、世界の頂点を見据えた際に求められる水準との間に乖離があったとの認識が、契約を更新しない決断につながったとみられる。
後任は日本人監督を検討
後任の監督人事について、佐々木女子ナショナルチームダイレクターは「日本人を招へいしたほうがいいのではと現状思っている」と述べた。短いキャンプ期間の中で細部まで意図を伝えるには、日本人監督の方が効率的であるとの考えに基づくものだ。
後任の氏名や就任時期、ニールセン監督の今後の動向については明らかにされていない。なでしこジャパンは次のワールドカップに向けた強化の転換期を迎えることになる。