2026/4/11
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経済

NYダウ反落、停戦合意後の急伸から一転 持ち高調整の売り広がる

要約

米国とイランの停戦合意を受けた前日の急伸から一転、投資家の持ち高調整売りが広がり、ダウ平均は269ドル安の4万7916ドルで取引を終えた。セールスフォースやIBMなど主力銘柄が軒並み下落した。

ダウ平均株価ニューヨーク株式市場利益確定売り市場動向米イラン関係

停戦合意の急伸から一転、ダウ269ドル安\n\n2026年4月10日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が反落した。終値は前日比269ドル安の4万7916ドル。S&P500種株価指数も下落して取引を終えた。\n\n
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\n\n米国とイランの停戦合意を受けて前日に急伸した反動で、投資家による持ち高調整の売りが広がった形だ。\n\n## 主力銘柄が軒並み下落\n\nダウ平均の構成銘柄では、ソフトウェア大手のセールスフォースが3%安、IT大手のIBMも3%安と大きく値を下げた。通信大手のベライゾン・コミュニケーションズも下落した。\n\n停戦合意によって中東情勢の緊張が一時的に和らいだものの、市場では急伸後の利益確定売りが優勢となり、幅広い銘柄で売りが出る展開となった。\n\n## 停戦合意後の市場、不透明感も\n\n米国とイランは2週間の停戦で合意し、同日中に発効した。この合意は前日の市場では株高・原油安といった反応を引き起こしていたが、停戦の持続性や恒久的な合意につながるかどうかには不透明感が残る。ホルムズ海峡の通航が依然として実質的に停滞しているとの指摘もあり、市場は引き続き中東情勢の動向を注視している。