中道改革連合・笠氏、皇族数確保策の党見解を次回全体会議までに取りまとめへ
要約
中道改革連合の笠氏は、皇族数確保策を巡る党見解を次回の全体会議までに取りまとめる意向を表明しました。党内では女性皇族の身分保持には合意がある一方、配偶者への身分付与や旧皇族の復帰案については意見が分かれています。
笠氏が記者団に意向表明
中道改革連合の笠氏は15日、皇族数確保策を巡る党の見解を次回の全体会議までに取りまとめる意向を記者団に対して表明した。
皇族数確保策については、政府の有識者会議が2022年1月に報告書を国会に提出しており、女性皇族が結婚後も皇室に残る案や、旧皇族の男系男子を養子縁組で皇籍に復帰させる案などが盛り込まれている。各党・各会派での議論が続く中、中道改革連合としての立場を明確にする狙いがある。
党内議論は意見集約に難航
中道改革連合は2026年3月に皇族数確保策について初めて党内議論を行ったが、意見集約は困難な状況にある。女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案については党内に異論がなかったものの、その配偶者や子どもに皇族の身分を付与するかどうか、また旧皇族の男系男子を養子縁組で皇籍に復帰させる案については意見が分かれている。
こうした状況を受け、中道改革連合は全体会議前の党見解取りまとめを一度見送った経緯がある。笠氏が改めて取りまとめの意向を示したことで、党内の議論が加速するかが焦点となる。
皇族数減少への懸念が背景に
皇族数の減少は公務の担い手不足につながる懸念があり、安定的な皇位継承の議論と並行して具体策が急がれている。2017年には上皇さまの退位特例法が成立し、付帯決議として皇位継承問題に関する政府への速やかな検討と報告が求められた。2024年5月からは与野党での議論も始まっている。
ただし、皇族の範囲や身分に関する議論は国民の理解や皇族自身の意向も踏まえる必要があり、各党・各会派の間で意見の隔たりが生じている。次回の全体会議の具体的な開催日時は明らかにされていない。