2026/4/27
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国内

大分・日出生台演習場の砲弾破裂事故、死亡した隊員3人を1階級特別昇任

要約

防衛省は27日、大分県の日出生台演習場で21日に発生した10式戦車の砲弾破裂事故で死亡した陸上自衛隊員3人について、事故当日付で1階級特別昇任させたと発表した。

大分県安全管理死亡事故防衛省陸上自衛隊

防衛省は27日、大分県の日出生台演習場で陸上自衛隊の射撃訓練中に砲弾が破裂し隊員3人が死亡した事故について、死亡した3人を事故当日の21日付でそれぞれ1階級特別昇任させたと発表した。

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※画像はイメージです

10式戦車の実弾訓練中に発生

事故は21日、日出生台演習場で10式戦車による実弾射撃訓練中に発生した。搭乗していた隊員4人のうち3人が死亡し、1人が重傷を負った。砲弾が破裂した具体的な原因については、現時点で明らかになっていない。

防衛省は事故調査委員会を立ち上げ、原因究明と再発防止に取り組むとしている。演習場外への被害は確認されていない。

殉職者に対する1階級特別昇任

特別昇任は、自衛隊法施行規則に基づき、公務上の功労や殉職などの場合に選考によって昇任させる制度である。今回、死亡した隊員3人は公務上の殉職と認められ、それぞれ1階級の昇任が適用された。

防衛省が特別昇任の事実を公表したのは事故から6日後の27日で、死亡した隊員の氏名や所属部隊の詳細は明らかにされていない。

最新鋭戦車での事故に安全管理の見直し求める声

10式戦車は2010年に制式採用された陸上自衛隊の最新鋭主力戦車である。高性能な防御力と機動力を備え、先進的なシステムを搭載しているが、その最新鋭装備で死亡事故が発生したことから、安全管理体制や訓練方法の見直しを求める声が上がっている。