2026/5/5
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政治

高市首相、ベトナム・オーストラリア歴訪を終え帰国の途に

要約

高市早苗首相は5日午前、ベトナムとオーストラリアへの公式訪問を終え、キャンベラ国際空港から政府専用機で帰国の途に就いた。今回の訪問では、経済安全保障の強化や「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進に向けた連携が議論された。

インド太平洋オーストラリアベトナム首脳外交高市早苗

ベトナム・豪州訪問を終え出発 高市早苗首相は5日午前、ベトナムおよびオーストラリアへの公式訪問の全日程を終了し、オーストラリアのキャンベラ国際空港から政府専用機で帰国の途に就いた。
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※画像はイメージです
今回の歴訪は、経済安全保障やサプライチェーンの強靭化、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想の推進など、多岐にわたる協力関係の深化を目的としたものである。 ## 日越・日豪関係の深化が焦点 ベトナムとは「包括的・戦略的パートナーシップ」の枠組みのもと、経済協力やAI・半導体・クリーンエネルギーといった先端技術分野での連携が進んでいる。日本はベトナムへのODA(政府開発援助)において最大の支援国の一つであり、経済成長が著しいベトナムはサプライチェーンにおける重要拠点として位置づけられている。 オーストラリアとは「特別な戦略的パートナーシップ」を築いており、食料・エネルギー・鉱物資源の安定供給をはじめ、安全保障分野でも緊密な関係にある。2026年は「日豪友好協力基本条約」署名50周年にあたり、両国関係のさらなる強化が期待されている。 ## 地政学リスクの高まりが背景に 近年、国際情勢の不安定化を受け、経済安全保障の重要性が増している。日本はベトナムやオーストラリアとの間で、エネルギーや重要鉱物、半導体といった戦略物資の安定供給に向けた協力を強化してきた。高市首相は就任以来、積極的な首脳外交を展開しており、今回の歴訪もその一環に位置づけられる。 なお、日本への到着時刻は現時点で明らかにされていない。