京都・南丹市の小5遺棄事件、父親を殺人容疑で再逮捕へ 「首を絞めた」と供述
要約
京都府警は、長男を殺害した疑いで父親の安達優季容疑者を再逮捕する方針。容疑者は当初「学校で降ろした」と説明していたが、任意聴取で殺害を認める供述を始めており、供述通りの公衆トイレで殺害された疑いが高い。
京都府南丹市で小学5年生の安達結希さん(当時11歳)が行方不明となり、約3週間後に遺体で発見された事件で、京都府警は5月6日、死体遺棄容疑で逮捕していた父親の安達優季容疑者(37)を殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。
任意聴取で「首を絞めて殺した」と供述
捜査関係者によると、安達容疑者は任意聴取の段階から「首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしていた。京都府警はこの供述内容に加え、現場検証や客観的証拠の積み上げを経て、殺人容疑での立件に踏み切る判断に至った。
殺害場所は、遺体が発見された山林から約6キロ離れた公衆トイレとみられている。4月28日と29日には、容疑者立ち会いのもとで公衆トイレなどの現場検証が実施された。
なお、司法解剖の結果、結希さんの死因は不詳とされている。
事件の経緯 ── 行方不明から遺体発見まで
親族が結希さんの生存を確認
この日の朝、親族が結希さんが生きていることを最後に確認した。
無断欠席が発覚、110番通報
担任から連絡を受けた安達容疑者が110番通報。当初は学校付近で降ろした後にトイレに寄ったと虚偽の説明をしていた。
山林で遺体発見
行方不明から約3週間後、南丹市内の山林で結希さんの遺体が見つかった。
死体遺棄容疑で逮捕
京都府警が安達優季容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。
容疑者立ち会いで現場検証
殺害場所とみられる公衆トイレなどで、安達容疑者立ち会いのもと詳細な現場検証が行われた。
殺人容疑で再逮捕の方針
警察は殺害供述を裏付ける客観的証拠が揃ったとして、殺人容疑での再逮捕を決定した。
結希さんは3月23日朝に親族が生存を確認したのを最後に行方不明となった。同日昼前、担任教諭が母親に連絡したことで欠席が発覚し、安達容疑者自身が110番通報している。容疑者は当初、結希さんについて「学校付近で降ろした」「その後、公衆トイレに寄った」と説明していた。
約3週間にわたる捜索の末、4月13日に南丹市内の山林で結希さんの遺体が発見され、4月16日に安達容疑者が死体遺棄容疑で逮捕された。
当初の説明との矛盾、全容解明へ
安達容疑者は結希さんを「学校付近で降ろした」と説明していたが、捜査の過程でこの説明と客観的事実との間に矛盾が浮上していた。京都府警は今後、殺害の動機や詳しい経緯について全容解明を進める方針である。