円相場が一時155円台に急騰、政府・日銀の追加為替介入観測が浮上
要約
2026年5月6日の外国為替市場で、円相場が対ドルで約2円急騰し、一時155円台を記録しました。日本が祝日で取引が薄い中、4月30日に続く政府・日銀による円買い介入の観測が市場で広がっています。
祝日の薄商いの中、円が急騰
2026年5月6日の外国為替市場で、円相場が対ドルで急騰し、一時1ドル=155円台を付けた。急騰前の水準は157円80銭前後で推移しており、短時間で約2円の円高・ドル安が進んだ形だ。155円台の水準は5月1日以来となる。
日本が祝日(振替休日)のため、市場参加者が少なく商いが薄い状況にあった。取引量が限られる中で大口の注文が入れば値が大きく動きやすく、今回の急騰もこうした流動性の低さが背景にあるとみられる。
4月30日に続く介入観測
市場の一部では、4月30日に実施された政府・日本銀行による円買い・ドル売りの為替介入に続き、追加の介入があったとの観測が出ている。4月30日の介入では、160円台後半から155円台半ばまで円が急騰した経緯があり、今回も同様の値動きのパターンが見られたことが観測の根拠となっている。
ただし、5月6日の急騰が実際に政府・日銀による介入によるものかどうかについて、公式な確認は現時点で得られていない。
片山財務相は市場を牽制
片山さつき財務相はこれまで「断固たる措置」に言及し、急激な円安の進行に対して市場を牽制する姿勢を示してきた。為替介入は財務大臣の指示に基づき日本銀行が実行する仕組みで、政府は投機的な動きによる過度な為替変動には厳しく対処する構えを見せている。
4月30日の介入は2024年7月以来、約1年9か月ぶりの実施であった。円安の進行は輸入品価格の上昇を通じて国内の物価高に直結するため、政府としても看過できない水準に達していたとの見方が強い。
今後、為替市場では政府・日銀の介入姿勢と米国側の反応を見極める展開が続くことになる。
政府・日銀が円買い為替介入を実施
2024年7月以来、約1年9か月ぶりの介入。160円台後半から155円台半ばまで円が急騰した。
直近の円高水準を記録
4月30日の介入効果が残り、円高・ドル安の155円台水準を維持した。
円相場が再び155円台に急騰
祝日で商いが薄い中、157円80銭前後から一時155円台まで約2円の円高が進行。追加介入観測が浮上した。