米3月の貿易赤字603億ドル、前月比4.4%増 拡大続く
要約
米商務省が5日に発表した3月の貿易統計によると、モノとサービスを合わせた貿易赤字は季節調整済みで603億700万ドル(約9兆5千億円)に達し、前月から4.4%拡大した。
アメリカ米商務省経済指標貿易収支貿易赤字
米商務省は5日、3月のモノとサービスを合わせた貿易収支を発表した。国際収支ベース(季節調整済み)の貿易赤字は603億700万ドル(約9兆5千億円)となり、前月比で4.4%増加した。
赤字額は603億ドル超
3月の貿易赤字は603億700万ドルで、前月と比べ4.4%の拡大となった。日本円に換算すると約9兆5千億円に相当する規模である。統計は国際収支ベースの季節調整値で算出されており、モノ(財)とサービスの双方を含む数値となっている。
赤字が拡大した具体的な要因について、輸出入の内訳など詳細は明らかにされていない。
恒常化する米貿易赤字
米国の貿易赤字は1971年以降、構造的に継続している。近年では関税政策の変更やサプライチェーンの再構築といった動きが貿易収支に影響を及ぼしているとされる。2022年には輸出入額がともに過去最高を記録し、貿易赤字も過去最大に達した経緯がある。
今回の統計が今後の通商政策の議論にどのような影響を与えるか、引き続き注目される。