2026/5/11
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国際

タイのタクシン元首相が仮釈放、約8カ月の収監を経て刑務所を出る

要約

タイのタクシン元首相が、収監から約8カ月で仮釈放された。当初の刑期は1年だったが、高齢や健康状態などの基準を満たしたと判断された。今後のタイ政情への影響が注目される。

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タクシン元首相が仮釈放

タイのタクシン元首相が11日、バンコクの刑務所から仮釈放された。当初の刑期は1年だったが、昨年9月の収監から約8カ月が経過し、年齢や態度などの基準を満たしたため認められた。

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※画像はイメージです

収監約8カ月での釈放

タクシン氏は昨年9月にバンコクの刑務所に収監されていた。基準に基づく審査の結果、約8カ月の時点で仮釈放の条件を満たしたと判断された。具体的な理由として、70歳を超える年齢や収監中の良好な態度などが挙げられている。

タイ政治への影響に注目

タクシン氏は実業家から政界へ転身し、2001年に首相に就任。ポピュリズム的な政策で支持を得たが、2006年の軍事クーデターで失脚した。長年の亡命生活を経て、2023年8月に15年ぶりの帰国を果たしていた。

タイ国内では「タクシン派」と「反タクシン派」の根深い対立が続いてきた経緯があり、今回の釈放は、次女のペートンタン氏が首相を務める現政権の動向や、タイの政治情勢に大きな影響を与える可能性がある。