2026/5/14
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経済

シャープ、生成AI搭載の「対話型テレビ」発表 キャラクターと会話・寝落ち検知も

要約

シャープが画面内のキャラクターと雑談やコンテンツ検索ができる液晶テレビを発表した。自動車レーダー技術を応用し、視聴者の脈拍から寝落ちを検知して自動で電源を切る機能も業界初として搭載される。

AIAQUOSシャープテレビ生成AI

シャープは2026年5月14日、生成AIを活用し、画面内のキャラクターと対話できる液晶テレビを発表した。キャラクターとの雑談に加え、対話を通じたコンテンツ検索が可能で、同社はこの機能を業界初としている。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n従来のテレビはリモコン操作による一方向的な視聴体験が中心だったが、新製品では生成AIがキャラクターの応答を生成することで、視聴者がテレビと自然なやり取りを行える仕組みを実現した。見たい番組や動画を言葉で伝えるだけで検索できるため、操作の手間を大幅に軽減する狙いがある。\n\n## 自動車レーダー技術を応用した「寝落ち検知」\n\n新製品にはもう一つ、注目すべき機能が搭載されている。自動車のレーダー技術を応用し、テレビの前にいる視聴者の脈拍などを検知する仕組みだ。これにより、視聴者が「寝落ち」したことを判別し、自動で電源をオフにする機能を備える。\n\nテレビをつけたまま眠ってしまう経験は多くの人に共通するものだが、この機能によって無駄な電力消費の抑制にもつながる。ハードウェア技術とAI技術を融合させた新たな試みといえる。\n\n## 競争激化するテレビ市場で差別化を図る\n\nテレビ市場は中国メーカーの台頭などにより競争が激化しており、各社は新たな技術や機能による差別化を模索している。シャープは液晶テレビのブランド「AQUOS」で知られ、長年にわたり液晶技術の開発をリードしてきた。今回の対話型テレビは、生成AIという最新技術をテレビに融合させることで、従来の「視聴する」だけのテレビから「対話する」テレビへと体験を拡張し、独自のポジションを築く狙いがあるとみられる。\n\nなお、発売時期や販売価格といった詳細は現時点で明らかにされていない。