2026/5/14
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経済

カルビー、「じゃがりこ」「ポテトチップス」など25品目を値上げへ 9月から

要約

カルビーは、じゃがいもの仕入れ価格や物流費の高騰を理由に、ポテトチップスやじゃがりこなど計25品目を9月から値上げすると発表しました。一部商品では価格を据え置いたまま内容量を減らす実質値上げも行われます。

カルビーポテトチップス値上げ物価高物流費

カルビーは14日、ポテトチップスやじゃがりこを含むスナック菓子計25品目について、9月1日納品分から順次値上げすると発表した。店頭での想定値上げ率は3〜10%程度となる。\n\n

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\n\n値上げの理由について同社は、じゃがいもの仕入れ価格および物流費の高騰を挙げている。一方で「中東情勢は関係ない」としており、国内の物流コスト上昇が主因であることを強調した。\n\n値上げ後の店頭想定価格は、ポテトチップス うすしお味(70グラム)が180円前後から190円前後に、じゃがりこ サラダ(57グラム)も同様に180円前後から190円前後となる見通しだ。\n\n## 3品目は容量減の実質値上げ\n\n今回の価格改定では、ポテトチップス3品目について、価格を据え置いたまま容量を減らす実質値上げも実施される。ポテトチップス LサイズBAG うすしお味は、内容量が118グラムから110グラムに減少する。\n\n価格そのものは変わらないため消費者には分かりにくいが、1グラムあたりの単価は上昇することになる。この手法はシュリンクフレーションとも呼ばれ、食品業界で広く用いられている。\n\n## 物流費高騰が食品価格を押し上げ\n\n食品業界では、原材料費に加えて物流費の上昇が価格改定の大きな要因となっている。トラックドライバーの時間外労働規制に伴う人件費の増加や燃料費の高騰が、物流コスト全体を押し上げている構図だ。\n\nカルビーはこれまでも原材料価格の高騰などを理由に、価格改定や内容量の変更を繰り返してきた。消費者にとっては、日常的に購入するスナック菓子の価格上昇が家計に与える影響が懸念される。