2026/5/15
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国内

文科省「高校教育改革促進基金」初採択、富山・静岡の6校に85.5億円支援

要約

2025年度補正予算で創設された総額2950億円の基金から、理数系・専門人材育成の拠点校として富山県2校・静岡県4校が初めて選ばれた。6月中に全都道府県の採択結果が出そろう見通し。

富山県教育改革文部科学省静岡県高校教育

文部科学省は15日、「高校教育改革促進基金」の初の採択校として、富山県と静岡県の計6校を選定したと発表した。採択校には理数系人材や専門人材の育成拠点として、2028年度までの3年間で計85.5億円が交付される。1校あたりの交付額は9億~22億円。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n## 富山から2校、静岡から4校を選定\n\n採択されたのは、富山県から魚津高校と小杉高校の2校、静岡県から浜松工業高校、沼津東高校、静岡中央高校、焼津水産高校の4校である。\n\n富山県は拠点校候補として4校を申請していたが、うち2校は「審査での説明が不十分」として不採択となった。不採択校については再申請が可能とされている。\n\n各都道府県は最大4校まで拠点校候補を申請でき、5月中に申請が締め切られた。6月中に全都道府県の採択結果が出そろう予定である。\n\n## 総額2950億円の基金、2025年度補正予算で創設\n\n高校教育改革促進基金は2025年度補正予算により創設された。基金の総額は2950億円で、産業界と連携しながら地域に貢献できる人材育成を目指すモデル校を支援する仕組みである。\n\n文科省は2027年度には、拠点校の取り組みを地域全体に広げるための交付金を予算計上したい考えだ。今回採択された6校での成果を、各地域の高校教育改革にどう波及させていくかが今後の焦点となる。\n\n## 今後のスケジュール\n\n
  1. 補正予算で基金創設

    総額2950億円の「高校教育改革促進基金」が設けられた。

  2. 初の採択校発表

    富山・静岡の6校が選定され、3年間で計85.5億円の支援が決定した。

  3. 全都道府県の採択結果

    全都道府県からの申請に対し、文科省による審査結果が出そろう予定。

  4. 地域展開の交付金計上

    拠点校の成果を地域に広げるための交付金の予算計上を目指す。

  5. 初回採択6校の支援期間

    1校あたり9億~22億円の交付を受け、人材育成拠点としての取り組みを推進する。