2026/5/20
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国際

プーチン大統領が訪中、習近平氏と20日に首脳会談 約40の二国間文書に署名へ

要約

中ロ善隣友好協力条約の締結25周年にあたり、共同声明の発表や経済・貿易分野の協力協議が予定されている。プーチン氏は訪中に先立ち、中ロ関係が「前例のない水準」にあるとの認識を示した。

プーチン大統領ロシア中国習近平首脳会談

ロシアのプーチン大統領が19日、2日間の日程で中国・北京を訪問した。20日に習近平国家主席との首脳会談が予定されており、共同声明の発表と約40の二国間文書への署名が見込まれている。

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※画像はイメージです

「前例のない水準」の中ロ関係を強調

プーチン氏は訪中に先立ち公開したビデオメッセージの中で、現在の中ロ関係が「前例のない水準」にあるとの認識を示した。さらに「中ロの連帯は、国際社会において、重要で安定的な役割を果たしている」と述べ、両国の結びつきの重要性を強調した。

中国外務省も今回の会談について、「ともに関心を寄せる国際・地域問題について協議する」との見通しを示しており、双方が広範な議題を取り上げる方針であることがうかがえる。

経済・貿易協力と条約25周年の式典

首脳会談に加え、プーチン氏は李強首相とも会談し、経済・貿易分野の協力について協議する予定である。両国間の経済的な連携をさらに深める狙いがあるとみられる。

また、今回の訪問は中ロ善隣友好協力条約の締結25周年という節目にあたる。プーチン、習近平両氏は「教育年」や同条約の25周年に関連する式典にも出席する予定だ。

少人数会合では「国際問題が中心」

ウシャコフ・ロシア大統領補佐官は、20日に行われる複数の会合のうち、最後の少人数会合は「国際問題が中心となる」との見通しを明らかにした。国際情勢が大きく動く中で、両首脳がどのような立場を打ち出すかが注目される。

今回の首脳会談は、約40の二国間文書への署名という大規模な成果が見込まれており、中ロ両国が戦略的な連携を一層強化する姿勢を国際社会に示す場となる。